火曜日に山に行った。
アクセルを踏んで、コーナー前でブレーキを踏んで十分に減速するという練習をした。
ブレーキは何回かにわたって踏むポンピングブレーキ。
アクセルを思いきり踏んだために、とても怖い思いをした。
ダートの数倍疲れるのだ。
ダートとの違いは、加速。
あっというまに加速していき、一瞬の判断ミスで車が廃車になるだろう領域になる。
一瞬たりとも気を抜けないので、1往復しただけでへとへとになった。
その後も何回かチャレンジしていくことで、慣れてくる。
この練習のきもは、ブレーキを踏むことなのだと気づいた。
それからは、アクセルを踏むのを抑えて、コーナー手前でちゃんと減速して、コーナーでアクセルを踏めるように心がけた。
いかにアクセルを踏めかじゃなくて、ブレーキをコントロールできたか。
僕は普段アクセルをあまり踏まないで走っている。
特に一気に加速させない。
スピードが出るほど、瞬時の判断力が問われる。
でも、僕は判断力に自信がない。
判断が遅れれば、ブレーキで制止が間に合わず追突するかもしれない。
それが怖くて、いつもアクセルは抑えめなのだ。
アクセルを踏めないのである。
だけどだ、
今日の練習で実感したことがある。
止まれる人間は、アクセルを踏める。
逆をいえば、止まれない人間がアクセルを踏めない。
ブレーキング力。一気に踏むんじゃない。何回かにわたって踏み、停止を調整していく。
心がけるは、”ブレーキは計画的に”。
翌日、路上を走っている時、スピードが出ているなぁと感じたら、すぐに一度ブレーキを踏んではなした。
一度のポンピング。
それだけで、その後の車のコントロールが楽になった。
ブレーキを踏めない、踏まない。
僕はこれまでそんなスタイルで車に乗っていた。
踏んでしまうと、自分のミスを認めてしまうんじゃないか。
そんな思いがブレーキを踏むのを躊躇させてしまうのかもしれない。
間違えは認めてしまえ。
ブレーキを踏むことは恥ずかしいことじゃない。
恥ずかしいのだとしたら、ブレーキを踏むのが下手だから。
ブレーキをコントロールしてしまえばいいのだ。
僕はギアチェンジの時、アクセルのパワーが足りないと思ったら、アクセルをポンピングして調整する。
アクセルをポンピングするようになって、ギアチェンジがだいぶ楽になった。
ブレーキもポンピングでコントロール出来るようになったとしたら・・・・
運転で一番楽しいのは、アクセルを踏むことだ。
快感だ。
車をもっと楽しみたいから、アクセルを踏めるようになりたい。
そのためにもマスターするは、ブレーキ。
ブレーキを覚えて、がんがんにアクセルを踏んでしまえ。