知識を現実に結びつける
先生から、先週学んだことをどう仕事に活かしてきたか?とたずねられた。
1週間を振り返ったが、先週学んだことを意識せずにすごしていたことに気づいた。
何も活かしてませんといわざるえなかった。
学んだ知識を現実に結び付けなければ、何も意味は無い。
コウキにはそれが足りていない。
と先生は言う。
プロジェクトももうすぐ終わり。
夏にプロジェクトを無事完成させることができるのか、不安で先生に相談した。
そのとき、先生は、自分だけの○○を形にしてくるんだと言った。
オレはその提案を、大変でやる時間が無いからとやらなかった。
でも、時間が無い中でも、その中で形にできたはずだ。
まったくやらなかったから、その後の仕事の進行でとても苦労した。
のだと先生は言う。
もうすぐ仕事は終わる。
もし、仕事の完成形のたたき台を作っていたらどうなっていただろう。
この失敗を次に活かすためにも、ここに書き記す。
たたき台がなかったために、
↓
ことしのテーマを口では言うものの、いまいち抽象的で見えてこなかった。
去年と違うような同じような。
自分自身、やりたいことがあいまい。だから、どんな状況でもこうしようというはっきりとした判断ができないし、判断にも説得力をもたせられない。
結局、カラーが見えてこず、去年とほぼ同じものを事務的に作っているようになってしまった。
自分自身でさえ、何がやりたいのかはっきりとわかっていないのだから、周りはことさらだ。
創るべきものが見えてない中、仕事が与えられるのだから、仕事も事務的になってしまうし、やっていてもどうすればいいのかいまいちわからないで進めてしまう。だから、こちらの意図どおりにやってくれないこともたびたびあった。
そして、自分自身がよくわかっていないのだから、周りも安心して仕事ができない。周りに信頼を与えることができなかった。
たたき台を見せていれば、この人は全体を見ているし、よく動いている。自分も動かなきゃという意識を与えられたはずだ。
たたき台を作っていないから、集めたアンケートをデザインに入れ込んだゲラが出た時点で、ようやくことしの全体がわかる。
その時点で問題点がようやく見えてくる。しかし、ゲラが出た時点では後の祭りになりかねない。
解決できる問題点も事前に潰しておけば、その後の負担が全然違っていたはずだ。
問題点、欠点、長所を把握、想定しないまま進めていた。
まさに一発勝負だったと思う。今振り返るととても恐ろしいことだ。
アンケートを集めた時点では、アンケートへの書き込みが少なくて、ことしは失敗に終わるかもしれないという不安にさいなやまされた。
最終的に書き込みの少なさは、気にならない程度に終わったが、ここのアンケートこそが肝であり、どうしたら相手が書きやすいアンケートになったのかは、たたき台を作っていればすぐにでも考えていたにちがいない。
最後にもう一度整理する。
たたき台を作っていたら、
ことしのテーマがとても具体的に見えてくる。
去年とまったく別物のような。
自分自身、やりたいことが明確。だから、どんな状況でもこうしようというはっきりとした判断ができるし、判断にも説得力をもたせられる。
カラーが見えてきて、去年と全然違うものを創造的に作れる。
自分自身で、何がやりたいのかはっきりとわかっていて、だから周りにも伝えることができる。
創るべきものが見えている中、仕事があるのだから、仕事も創造的になるし、やっていてもどうすればいいのかわかって進められる。だから、こちらの意図はもちろん、要求以上の仕事をしてくれるようになる。
そして、自分自身が一番よくわかっているのだから、周りも安心して仕事ができる。周りに信頼を与えることができるのだ。
たたき台を見せていれば、この人は全体を見ているし、よく動いている。自分も動かなきゃという意識を与えられる。
たたき台を作っているから、アンケートを集める前にことしの全体がわかる。
その時点で問題点がようやく見えてくる。だから、問題点を解消してゲラを出すことができる。
解決できる問題点も事前に潰しておけて、その後の負担が減って楽に進められる。
問題点、欠点、長所を把握、想定して進められる。
計算どおりに進行できる。
アンケートを集める前の時点で、アンケートへの書き込みが少なくなるかもしれない予測が立ち、早くに問題に対処できる。
最終的に書き込みは、文字が多くうまる。、ここのアンケートこそが肝であり、どうしたら相手が書きやすいアンケートになったのかを、たたき台ができていて、すぐにでも考えることができるからだ。