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対局への姿勢=生き方への姿勢

将棋で先生を怒らせた。
先生から「今の行動はルール違反だろう」と指摘を受けたオレは、自分が感じた不満をぶちまけた。先生いわく「逆切れ」。そうした言動が、相手の感情を逆撫でしてしまった。
「対局を続ける気にはなれない」
そう言って、先生はその席から離れていった。
しばらくして、オレも「食事の後片付けをしますか」と言ってヒデミさんとともに立ち上がる。
将棋盤をそのままにして、和室から誰もいなくなった。


なんでこんなことになったのだろう・・・
後片付けをしながらオレは考えていた。
答えはすぐに出た。
オレが「勝ち負け」にこだわって将棋を指しているからだ。
先週も指摘されたこと。だから、オレは「受ける」をテーマに将棋を指そうとしていた。いつも攻めてばかりいたから。相手が攻撃する前に攻めて勝っていたから。その勝ちへの意識を見直すために、「受ける」をテーマに掲げたのだ。
しかし、対局が始まって攻撃のチャンスを感じ取ってしまい、攻めモードのスイッチが入ってしまった。一局目に勝ったオレは、さらに「勝ち負け」に意識がいく。もう「受ける」というテーマはどこへやら。「勝ち負け」への執着で、オレは心を見失っていた。そして、事件を起こしてしまったのだ。

次の日、オレは先生に昨日のことを謝った。
先生は「勝ち負け」にこだわる人間の情けなさを、亀田親子を例にして説明した。そして、最後にこういい残した。

「バカボンドを読んで反省しろ。勝ち負けにこだわり苦しみ、それを乗り越えようとした人間の生き様を見つめ直してくるんだ」。

宮本武蔵の生涯を描く剣劇漫画『バカボンド』。
そうなのだ、自分を見失ったとき、オレはいつも『バカボンド』を読み返していた。
この漫画には人生を生き抜く指針がつまっている。
いわば、バイブルなんだ。

強い敵と戦いたい!強ければ強いほどいい!!それでも俺が勝つ!
その意識をいつも持ち合わせている宮本武蔵。欲しいのは世界一強い剣豪「天下無双」の称号だ。
そんな武蔵が実際に強い評判の相手、胤舜と剣を交えることになった。
戦いは、武蔵が攻めて圧倒する。相手は防御一辺倒。しかし、武蔵は相手のガードを崩せない。次第に相手の攻撃を受け始め、ついには追い詰められてしまう。

この展開には見覚えがあった。
先週、先生とオレが打った対局そのものだ。オレが序盤から攻め続けたものの、すべてに受け流され、攻めてできた隙を突かれて負けた。


武蔵の怒りに満ちた攻撃は不安と怖れをなしている

しかし胤舜の攻撃には怒りも憎しみもない。それどころか敵への好意すら感じる
・・・実りある勝負をくれた相手を愛すかのような――

作中では、武蔵と胤舜の対決への姿勢をそう表現されていた。
勝ちにこだわる武蔵と勝負を楽しむ胤舜。

その図式はオレと先生にもあてはまる。


将棋は勝つために打つわけじゃない。

だったら何のため・・・

自分自身を成長させるためだ。

でもどうやって成長させるっているんだ・・・・

成長とは得ること。だったら対局で感じたことすべてを吸収して自分のものにすればいいじゃないか。


オレは何も見ていない。
直面している相手のことさえも。

また、思い出してしまった。

見ないでいる。
見ることが怖いから。
相手が怖い。自分の無力さを知ることが怖い。

オレはすべてを無視してきた。
受け止めることで不安や恐怖に支配されるのが嫌だから。

オレは対局で相手のことをこれっぽちも見なかった。
知ろうともしなかった。

昔、先生からしょっちゅう「見る」ことの大切さを教えられてきた。
今ならその言葉の意味をもう一段階深く理解できるかもしれない。

見ることは、相手を知ること。
そして、相手を知ることは、相手のことを自分に取り入れること、吸収することだ。


だから、将棋の「受ける」は、吸収することであり、それは相手を受け入れるということになるんだ。
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by postmanda | 2007-10-29 00:23

受ける姿勢

受けるということを意識した今週。水曜日を過ぎ折り返し地点に入り気付いた。
相手の攻めに対し、オレは無視をしているって。

今やっていることに夢中になっている。
ある時間帯までに終わらせないといけないから、
時間に追われてしまっている。

それゆえ受けとめる余裕がないのだ。

人の話を受け止めること、
もっと真剣にならないと。

そして、ごまかしはやめないとね。

聞いてるようで聞いてないと言われたことはない。

聞いてないようで聞いてないと言われることはよくある。

そんな姿勢から脱却せよ。
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by postmanda | 2007-10-25 03:11

コミュニケーション

「僕は、撮影現場でわからないことは『わからない。それ、どういうこと?』って、すぐに聞くから。」

これは、現在役者に挑戦しているガクトの言葉だ。

わからないって言いにくいことだ。そういうものかなって理解した気になってしまうけど、ガクトは少しでも把握できていないところは、理解するまできちんと質(ただ)す。
そうしたガクトの姿勢を、ドラマで競演している内野は

「コミュニケーションが確実に進む人」と評した。

ガクトというと、独特のまで喋り、自分の世界があって話しかけづらい雰囲気がある。

しかしそんなガクトは、コミュニケーションが進む人なのだ。

わからないことをきちんと質す。

コミュニケーションが出来る、出来ないの境目の1つはそこにちがいない。

そんな意識が無意識にあったと思う。

日曜日、ヒデミさんと2人でやったボイトレ。

そのとき、オレはできるだけわからないところをはっきりさせようと思った。

曖昧なまま進めるのはやめよう。

納得してから進めよう。

と。

友人との付き合いでも、仕事での付き合いでもわからないことは聞く。曖昧な理解なら確認をとる。

単純なことのようでぜんぜん出来ていないこと。

会社だとどうしても納得いくまで聞けないで仕事を進めてしまう。

この悪癖を直す場は、劇団が一番だ。

ボイトレでもまだまだわからないところをきちんと質せてなかった。

でも、きちんと質す意識は忘れずに来週も再来週も迎えたい。

コミュニケーションが確実に進む人を目指して。
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by postmanda | 2007-10-23 03:18

受け

先生に将棋で負けた。
先生に負けたのはおよそ1ヶ月ぶり。

あと一手自分の思い描いていた場所に打てたら詰めていた。でも、そこを打てず逆転負けをした。

油断して負けてしまった。そう思った。

しかし、先生は
勝負にこだわっているだけだから負けたんだと言うのだ。

攻めのバリエーションを増やそうとしている。
勝ち負けにもこだわるけど、そのためにも打っている。
オレは心の中で反論した。

そして、次の勝負・・・


オレは完敗した。すべての攻めに対応されていいとこらがなかった。


勝ち負けにこだわるやつは、勝負を楽しんでいない。将棋に対するオレの姿勢を先生はそう評する。

でも、内容を求めるってどういうことなんだ?
楽しいってなんだ?

そんなオレの思いを読み図ったかのように先生はこう言った。

「俺は相手の攻撃に対応して指している。攻撃を受けることも楽しい。攻めと守りが一体になっているんだ。でもコウキの将棋は一方的に攻めるだけ。相手に何もさせずに勝つ。しのがれたら負ける。攻めと守りがバラバラになっているし、そもそも勝ち負けにやつは攻撃されること自体を嫌がる」

相手の攻めを受けると対応できない。
オレの将棋はそのとおりだ。
だから、攻められる前に攻め潰す。

とても狭い将棋。
でも、それは将棋にかぎったことじゃないか。
人との対応でもそうだ。
相手から攻めを受けるとオレは対応が上手くできない。
臨機応変に反応できないのだ。

その対応の出来なさは、ここのところずっと克服していきたいと感じていた。
将棋をすることで、人とのやりとりでも攻めを少しずつ覚え始めてきたからかもしれない。
今日の将棋で感じた行き詰まりを感じた。
それは、オレは受けを覚える段階にきたんじゃないのか。

これから将棋で受けをテーマに打つ。
それが現実社会で受けを覚える一歩になる。
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by postmanda | 2007-10-21 23:15

温かい1日―オフコース―

午後1時。
会社に着くと、思いのほかみんなの対応が優しかった。
体調不良で病院に行っていたというのが、午後出の理由。
でも、本当は先生と会っていたから。
仮病なのだ。

編集長が真っ先に容態を聞いてきた。
オレはまだ風邪の引き始めですと答えた。
今日もやらなくちゃいけないことがたくさんあるけど、どうやって時間に間に合わせようか。
出社するまでそのことばかり頭にあったけど、そんな悩みは杞憂に終わった。
先輩が代わりにやってくれていたのだ。
体調だいじょうぶかと先輩も同じように心配してくれた。

先輩のフォローのおかげで、今日の仕事をなんとかこなせそうだ。
しかし、1つ時間内にやるには無理な仕事があった。
原稿をチェックしてもらう同僚に遅れますと頭を下げた。
すると、その同僚は、今日は早く帰ったほうがいいよ、体調悪いんだからと、遅れることを攻めるどころか、気遣ってくれた。

今日、仕事が破綻する。
そんな心配もして出社した1日。

でも、今日、入社して一番人に優しくしてもらえた日になった。
先輩は、最近頑張ってるからほかの人にも伝わったんだろと言ってくれた。

温かい1日だった。
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by postmanda | 2007-10-19 03:04

不思議な1日―分岐点ー

とても不思議な1日だった。

朝から茅場町のマンションで先生と会った。
もちろん、この日も会社がある。
でも、風邪をひいて病院に行くと嘘をついて午後出にした。

今後のことを話しあった。
限界のところまで来ていると先生が判断したからだ。

長い時間の話し合い、というより先生の説明の末に、オレは結論を出した。

時間は正午を過ぎていた。
それから、オレは地下鉄で会社に向かっていく。
電車の振動で体が揺れる中、オレはこれからのことを考えていた。
といっても、浮かび上がるのは創作のこと。
自分のための創作のこと。
あれをやりたい。
これをやったらどうだろう。
普段はアイデアが出なくて悩んでいるのに、自分の好きなジャンルだとどんどん湧いてくる。
オレのアイデンティティはここにあるんだなって久しぶりに実感した。
茅場町から地下鉄で創造をめぐらす。
オレはこの光景に懐かしさを覚えた。
ちょうど、2年くらい前。
茅場町のマンションでバイト帰りに先生と会っていたとのこと。
よしっ作りましょう!とオレと先生は意気投合した。
前からやりかったこと。
だから、オレはその帰り道に話のアイデアの土台を固め、その日のうちにストーリーを書き出していた。1週間後、会ったときには、途中までだったが、7000字くらいの原稿を先生に渡した。
今では考えられない行動の早さだ。
好きで好きでたまらないから早く早くに動いた。
明日なんて関係ねえ。
今書きたいからオレは書いたんだ。
そんな無鉄砲なエネルギー。
創作に生きる人間には欠かせないものだ。
就職してからオレが失いかけていたもの。
これから、取り戻していかなければならない。

今日も終電で帰った。
でも、オレは今から研究に入る。
ちょっとだけしか時間は作れないけど、そのちょっとが前進に結びつくと信じて。
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by postmanda | 2007-10-19 02:58

先が見えません

プロジェクトが始まって以降、何度もてんぱりながらも真っすぐに突き進んでいた感触があったのだけれども、今週は後退しているような気がする。
糞忙しい中、ただ仕事をこなしているだけという感覚だ。
つまりは、時間を浪費しているだけ。
働けば働くほどマイナスに向かう。

そんな中、先生から電話するようにとの連絡が来た。

はたして、今週はどうなるのだろう。

週の後半に待ち望むのは、後退からの再度の前進か、それとも・・・。
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by postmanda | 2007-10-17 02:26

調整。

また、そのまま承諾するには、難しい注文が来た。

計2本。
どうしたら良い記事になるのか。

相手の要求を呑んだ上で、それを実現しなければならない。

それはできませんだけはNG。

相手が編集判断に任せますと言っているが、相手の要望に応える。

それがこちらの動きの前提で、今週からいく!
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by postmanda | 2007-10-16 02:19

余裕がないときこそ、打ち込まないと

今の自分のモードがいいのか、どうか。
判断がつかない。

今週のモードは、悪いかなって思いながらこの1ヶ月は東久留米にきていた。

東久留米にいてどれだけ仕事のことを忘れて劇団の活動に打ちこめられのか。

そこだ。

そこなんだ。

もう一度繰り返して書く。

どこまで劇団の活動に打ちこめられるのか。

そこに行き詰まった仕事を進められるようになるこつがつまっているはずだ。

集中しなければ。

真剣にならなければ。
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by postmanda | 2007-10-14 00:51

何度目かの行き詰まり

他の人からの指摘で、プロジェクトを進める上で窓口となっている人からのかぜあたりが強いことに気付いた。
今までプロジェクトを進めていくことに必死で気付かなかったけど、たしかに始めの頃とオレにたいする態度が違う。
対応に文句や嫌みがところどころで込められてる。

先方の要求を、それは出来ないとオレが断った。

そこからだ。
窓口の人間の態度が冷たくなったのは。

ただ、それは分岐点であって、これまで不満が積もり積もって今の状況を作り上げたんじゃないか。

相手方にしてもらいたいこと。
伝える上でオレ自身がどこまで分かっていたのか。
相手方の質問にきちんと応えられていたのか。

無茶なスケジュールで相手方に依頼をしていないか。
振り返れば、どれも出来ていない。

うー
ん・・・




直さないと。
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by postmanda | 2007-10-13 14:40