2009年 04月 28日 ( 1 )

大から小へ

峠に走りに行った。
最近のテーマは、コーナーでインを突くことだ。
インを攻めようとすると、自然と上体が大きく動く。
体が動くことはいいことだと思う。
反応しているということなんだから。
ただし、大きく動くことには、一つ問題がある。
シートベルトが動きを妨げるのだ。
それはかなり致命的な欠点。
先週、シートベルトによって何度も動きを止められて切実にそう感じた。
なんとかしないといけない。
でも、僕はこの日の走りで同時に答えを導き出していた。
上体を動かすのではなくて、腰を動かせばいいのだ。
コーナーの形に沿って、腰を動かす。
左から右へ。
右から左へ。
うねりのような腰の動きを。
不思議なもので、腰を動かすだけで、カーブを綺麗に曲がることができる。
腰を中心に動かせば、シートベルトに動きが妨げられることもない。
実に快適な走りができる。

僕はイチローの打法を思い出した。
イチローといえば、振り子打法。
しかし、イチローの振り子は年々小さくなっていき、最近では振り子の動きをしていない。
僕はこの現象をこう解釈している。
大きく振り子の動きをする必要がなくなり、目に見えないレベルで振り子をしているのだと。
洗練されればされるほど、小さな動きでできるようになっていく。
だから、大きく動かすことは悪いことじゃない。
はじめは大きく。そして、慣れていけば徐々に動きは小さくなっていくものだ。
何より大切なのは、腰である。
派手に動いていないとしても身に見えないレベルで腰が高度な動きをしている。
それが達人なんじゃないかと思った1日だった。
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by postmanda | 2009-04-28 23:54