2007年 10月 19日 ( 2 )

温かい1日―オフコース―

午後1時。
会社に着くと、思いのほかみんなの対応が優しかった。
体調不良で病院に行っていたというのが、午後出の理由。
でも、本当は先生と会っていたから。
仮病なのだ。

編集長が真っ先に容態を聞いてきた。
オレはまだ風邪の引き始めですと答えた。
今日もやらなくちゃいけないことがたくさんあるけど、どうやって時間に間に合わせようか。
出社するまでそのことばかり頭にあったけど、そんな悩みは杞憂に終わった。
先輩が代わりにやってくれていたのだ。
体調だいじょうぶかと先輩も同じように心配してくれた。

先輩のフォローのおかげで、今日の仕事をなんとかこなせそうだ。
しかし、1つ時間内にやるには無理な仕事があった。
原稿をチェックしてもらう同僚に遅れますと頭を下げた。
すると、その同僚は、今日は早く帰ったほうがいいよ、体調悪いんだからと、遅れることを攻めるどころか、気遣ってくれた。

今日、仕事が破綻する。
そんな心配もして出社した1日。

でも、今日、入社して一番人に優しくしてもらえた日になった。
先輩は、最近頑張ってるからほかの人にも伝わったんだろと言ってくれた。

温かい1日だった。
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by postmanda | 2007-10-19 03:04

不思議な1日―分岐点ー

とても不思議な1日だった。

朝から茅場町のマンションで先生と会った。
もちろん、この日も会社がある。
でも、風邪をひいて病院に行くと嘘をついて午後出にした。

今後のことを話しあった。
限界のところまで来ていると先生が判断したからだ。

長い時間の話し合い、というより先生の説明の末に、オレは結論を出した。

時間は正午を過ぎていた。
それから、オレは地下鉄で会社に向かっていく。
電車の振動で体が揺れる中、オレはこれからのことを考えていた。
といっても、浮かび上がるのは創作のこと。
自分のための創作のこと。
あれをやりたい。
これをやったらどうだろう。
普段はアイデアが出なくて悩んでいるのに、自分の好きなジャンルだとどんどん湧いてくる。
オレのアイデンティティはここにあるんだなって久しぶりに実感した。
茅場町から地下鉄で創造をめぐらす。
オレはこの光景に懐かしさを覚えた。
ちょうど、2年くらい前。
茅場町のマンションでバイト帰りに先生と会っていたとのこと。
よしっ作りましょう!とオレと先生は意気投合した。
前からやりかったこと。
だから、オレはその帰り道に話のアイデアの土台を固め、その日のうちにストーリーを書き出していた。1週間後、会ったときには、途中までだったが、7000字くらいの原稿を先生に渡した。
今では考えられない行動の早さだ。
好きで好きでたまらないから早く早くに動いた。
明日なんて関係ねえ。
今書きたいからオレは書いたんだ。
そんな無鉄砲なエネルギー。
創作に生きる人間には欠かせないものだ。
就職してからオレが失いかけていたもの。
これから、取り戻していかなければならない。

今日も終電で帰った。
でも、オレは今から研究に入る。
ちょっとだけしか時間は作れないけど、そのちょっとが前進に結びつくと信じて。
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by postmanda | 2007-10-19 02:58