2007年 09月 21日 ( 1 )

その場しのぎ

その場しのぎな男。

それが、チームで動いているプロジェクトの打ち合わせのときのオレだった。

特集のアイデアをみんなで持ち込んで話し合おう。

先週の金曜日に決めたことだ。

それから6日間。オレはまったく考えないでいた。
多忙な日々でそれどころじゃなかったというのは建前。
嫌なことから目を背けていたってのが本当のところ。
だって、全然アイデアが出てこないんだもの。

打ち合わせは午後の6時から。
流石に今日は、特集提案を意識せざるえなかった。
このままアイデア出ませんでしたじゃ大将である威厳は保てない。
しかし、通勤途中でオレふとアイデアが浮かんできた。
これってひょっとしていけるんじゃない。
特集提案の目処がたったのでオレはほっと一息つく。
そして、今日やらなければならない仕事にとりかかっていった。
しかし、オレはそのアイデアに破綻していたことに途中で気付いてしまった。
考えが甘かった。どうすればいいんだ!

再び、焦燥感に襲われていく。
しかしほかにやっておかなければいけない仕事が山ほどある。
それらをやり終えたのがちょうど午後6時くらいだった。
それから、ようやく特集提案のアイデアを考えはじめる。

バックナンバーをいろいろと調べてアイデアの拠り所を探す。
一応、考えを述べられるくらいの材料はそろえることができた。

そして、迎えた会議。
始まるや否や、先輩が紙をくばった。
そこには、特集提案がいくつも書かれていた。
数にして5つ。

すげえ・・・・。

それから先輩が言った。
「みんな一人一人アイデアを出していこう」

そうふられて、大将のオレが先人を切らざるえなかった。
やばい・・・・。
プレゼンテーションするほどのアイデアは固まっていない。
まずいと思いながらも、漠然としたアイデアを話していく。
自分の番がしどろもどろで終わると、隣の人がアイデアを出す。
それに対して、場がしーんとしているから、オレがいろいろと質問したりする。
打ち合わせの気まずさ、盛り下がりを防ぐために。
そんなオレはまさにその場しのぎだった。
この会議を乗り切ろう。大将として。

そうこうしているうちに、先輩が最後アイデアをまとめて会議は終わった。
先輩のおかげで特集提案の形が見えてきた。

なんとか、プロジェクトを前に進ませることが出来て安堵した。

でも・・・・・

これでいいはずがなかった。

その場をしのぐための打ち合わせ。いいはずがない。

打ち合わせは、意見を出し合う場。
自分の意見を固めてどうっと意見を飛び交わせる場。
打ち合わせに臨むのなら自分の意見を作らなければならない。
これってどうですか!って強い気持ちでいえるくらいのアイデアをもってこなくちゃ。

自分のアイデアを紙にまとめて出す。

先輩がやったこの行為こそ、オレがすべきことだったのだ。

大将が率先して、動かなければならない。
大将が率先して、考えなければならない。

その姿が打ち合わせを動かしていくのだ。
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by postmanda | 2007-09-21 03:01