2007年 07月 14日 ( 3 )

パウワッ

金曜日の夜10時過ぎ。
印刷した紙を取りに移動する。
編集部の中は、誰もいなくなっていた。
残って仕事をしているのは、僕一人だけだ。
紙を取り、戻ろうすると、テレビ画面にダウンタウンの松っちゃんが映っていた。
NHK総合で、松っちゃんとは珍しいと思い、立ち止まった。
そういえば、プレミアム10で松っちゃんのドキュメンタリー番組が放送されるんだった。
画面には、松っちゃんのコントが流れていた。
仕事をしなきゃと、僕はすぐに自分の席に戻った。
コントを見たのは一瞬だけ。
それでも、画面の中の松っちゃんからものすごいエネルギーがほとばしっていたことを感じ取った。
人を笑わせるにはものすごいパワーがいるんだよな・・。

僕は先週の日曜日のことを思い出した。
りE一家といっしょに稽古から帰っている途中のことだ。
稽古をした後で僕は疲れきっていた。
そんな僕は、いつものようにりEとぐだぐだな話していて、気付いてしまった。
僕はそのことをりEに向かって言った。
「オレ、今全然ぼける気がない。これっぽちも沸いてこない」
お笑いユニット「ウェポンズ(仮)」の相方に対して、言ってはいけない言葉を素直に出してしまった。

さらにさかのぼること一ヶ月くらい前になるだろうか。
ダウンタウンのごっつええ感じの中のコント「妖怪人間」を見た僕は、松っちゃんのボケの上手さに興奮した。
ボケの面白さ、ボケの魅力が伝わってきて、自分から積極的にボケてやるぞと意気込んだのだ。
それなのに、僕はりEに対して、ぼけることを放棄する発言してしまったのだ。


ボケをするのにもパワーがいる。
僕にはそれがない。
パワーがないから、何をやっても長続きしない。
パワーがないから、自分から積極的に動こうとしない。


金曜日、仕事を終えた僕は、メールを眺めていた。
絵文字いっぱいの元気なメール。
メイドキャバクラに勤めているメイドからだ。
彼女とはオタク同士ということで、話題が合う。
でも、僕は彼女に対して、どこか冷めていた。
同じオタクでも、オタクの度の深さは彼女の方が圧倒的に上だ。
どっぷりと漫画とアニメの世界に浸かっている。
好きなもの、依存しているものが明確な彼女は、ものすごくテンションが高かった。
オタクであることに負い目がまったくなく、オタクであることをまったく隠そうともしないのだろう。
周りの視線を気にせずに、大きな声でオタク話が出来るだろう。
そんな彼女が発するパワーに対して、僕は恐れを感じていた。
パワーを出すことに対して、恥ずかしさを感じる僕がいる。
パワーを出して、子供のような元気さを出すことに抵抗を感じる僕がいる。
馬鹿になれない。子供のようにはしゃぐことができない。
そんなことできるかよと気取ってしまう僕がいる。
だから、僕は彼女に心の壁を作っている。


パワーを持つ人間とパワーを持たない人間がいる。
パワーを持たない僕は、パワーを持った魅力的な人間に惹かれ、パワーを持った人間的に未熟な人間に距離を取ってしまう。


でも、僕はパワーが欲しい。

今はパワーがないけれど、
明日は、子供のようにはしゃげる?
明日がダメなら明後日?
明後日がダメでもいつかパワーをもてるのだろうか。

僕はパワーを欲している。
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by postmanda | 2007-07-14 19:39

整理

僕は整理が苦手な人間である。

仕事の机も汚いし、家の部屋の中など、足の踏み場も無い。

この整理する力の無さがあらゆるところで、足を引っ張っている。
仕事も整理することができずに、行き当たりばったり感が強い。
その癖、心配性なのだから、すぐに不安で心がぐるぐるしてしまう。

そんな人間がすることになった80ページにわたる企画。
印刷所や、デジタル事業担当、デザイナーなど多くの人とかかわるし、
自分でスケジュールも組まなければならない。

整理する力が低いのにどうすればいいのか・・・。

仕事のことで大きな不安を持ってしまった理由は、ここにある。
僕はこの仕事の整理、組み立てをすることが今できてない。
だから、とても不安なのだ。

最近になって、文章を書く上で組み立てる力が上がっていることを自覚し始めていた。
これでも文章を書くときは、話の展開など結構計算しているのだ。
まだまだ大雑把でとうてい緻密とはいえないレベルだけど。
なんとなくだけど、組み立てている。
でも、今日は文章の組み立てすら出来なくなってしまった。
今、この文章は思いつくままに、行き当たりばったりに書いている。

でも、
どんなにひどくぐちゃぐちゃした文章だとしても、書くことを嫌がるのをやめよう。
整理できなくたっていいじゃないか。
組み立てができていないから、今文章を書いていてもあまり楽しめていない。
でも、書こう。
文章を書くことさえとまったら、本当に何もやらなくなる。
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by postmanda | 2007-07-14 12:53

失速

頭んなかぐるぐるでぇ・・・

頭んなか迷路のようでぇ・・・・・

心どこにある・・・・?

1週間の仕事が終わり、連休の土曜日の朝、僕はそんな状態になっていた。

劇団の稽古に着くと先生が顔を合わせるや、「いつもの失速?」と言ってきた。

昨日、一昨日と更新しなかったブログのことだ。
この2日間、終電で帰ったので、ブログを更新しなかった。
毎日更新する発言をしたのに、1週間持たなかった。

失速か・・・。

してるな・・・。

振り返るとしてる。
それはブログを更新しなかったことだけじゃなくて、すべてにおいて。
日曜日のテンションとえらく違う。
日曜日なんて、「覚悟完了」なんてタイトルをブログにつけて更新してるくらいだ。

ん~・・・・。

この失速はなんだろうか・・
心が・・・・守りモードになっている。


原因は・・・
わかっているのだ。
このことに触れないかぎり、失速しつづけるのだろう。
心はぐるぐると頭ん中ぐるぐるとするのだろう。
さあ、振り返ろう、1週間の分岐点となった出来事を。

火曜日。
その日は雑誌の校了日だった。
その号、担当するページは、通常の半分しかなかったから、
校了日でも楽だった。

夕方に編集長が僕を呼び出した。
何かミスやらかしたかなと、僕は警戒モードに入る。
編集長は雑誌を開くや、説明を始めた。
見慣れないページ。
どうも僕がミスをした話ではないらしい。
年末の企画の依頼だった。
総計80ページを超える企画のメイン担当を僕にという話だった。
断れるわけもないので、了承した。
実のところ、予感はあった。
なぜなら、今から年末にかけて社員で、大きな仕事をもっていないのは僕だけだった。
つまり、他にやれる人がいないのだ。
そんな事情で任された仕事。
それは今までに経験したことのない新しい仕事。
しかも、総計80ページを超えるボリューム。
仕事の期間は4ヶ月にもおよぶ。
とても大変そうだ。どうしてもそこにまず意識がいってしまう。
前任者の去年の仕事日誌なるものがあったので、それを読むとえらく細かくやることがあった。
思っていた以上に大変だと感じた。その事実を徐々に認識し始めてから、僕は体が硬くなっていくのを感じた。

何をやったらいいのか分からない。
何から進めたらいいのか分からない。
地図を持たずに航海に出たようなものか。
いや、違う。
去年の仕事内容など、資料はたくさん残っているのだから、旅を進める地図はあるのだ。
問題は、航海の準備をしようとしない自分にある。

中途半端な準備じゃ沈没してしまう。

しかし、心はどうも逃げ腰だ。

戦闘モードとは程遠い。

ここまでの不安は久しく体験していない。

不安の中でも安定を感じていた最近。

どうなるのだろう・・・

続く。
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by postmanda | 2007-07-14 12:42