ずずずずず!!

物事を極める。
その途中で必ず壁にぶちあたる。
壁を越えられるか、超えられずに挫折するか・・・。

先週末、ダートで僕は壁にぶちあたった。
29秒台の壁だ。
頭の中でシミュレーションをしてもタイムを縮めることができない。
タイムを縮める工夫もこれといったものがでてこない。
以前と比べたらだいぶ、車の運転が上手になっているけれども、ここにきて頭打ちか・・・。

そんな中、昨日、僕は車の運転レッスンを受けた。

まずは先生の車に同乗して、走りながらポイントを教えてもらう。

コーナー真ん中でアクセルを思い切り踏む。

先生のアドバイスはそれだけだった。
僕は拍子抜けした。

そんな単純なの・・・。

もっともっと高度な技術に挑戦するのかと思っていた。

いや、難しいことはしたくないんだけども、29秒の壁を越えるにはそれくらいのことしないといけないのかなって。

といった思いも頭の中で浮かんではいたが、困惑するほどの余裕もなく、教えられたことをやらなきゃという思いで一発目に挑む。。


タイムは縮まるのか。


1発目。
砂煙がひどいこともあって、かなり抑えめに。
タイムは36秒台。

初めてだから、こんなもんだろう。

2発目。
コーナー前で減速して、コーナー真ん中にきたら一気に踏む。
30・79。

あまり無理をしなかったのにいつものタイムだ。
がんばらなくても同じタイム。

これってひょっとして・・・・

3発目。
30・12。

5発目。
29・14。

あっという間にベストタイムを更新してしまった。


これってすごいじゃないの。

無理してないのに、タイムが伸びちゃうんだもの。

オーケー、何度でもやってやるさ。

走りはまだまだ続いていく。
何度もやっていくうちに分かってきたことがあった。

コーナー手前での減速をもっと早めに終えた方がいいこと。
進入時にアクセルを踏みすぎず、できるだけ抑えること。
真ん中にきたら、アクセルを一気に踏むこと。

この3点を守れば、スピードは伸びる。
僕は気づき始めている。
メインはコーナー真ん中。コーナー手前からの行動は、この瞬間のために準備を整えるようなもの。
だから、減速を早めに終わらせて、体勢を整える必要がある。アクセルを思い切り踏んでも車をコントロールできるくらいの体勢を。

すべては、コーナー真ん中でアクセルを踏むために。アクセルを思い切り踏むために。爆発するために。マグマとなるために!

12発目。
3つ目のコーナーで思い切りアクセル!
ずごごごご!
行く、行、行く!

ずずずずず!!
車が滑った!
ケツが右に。
あわてて、左に戻す。今度は戻しすぎ!

車が滑っていた。
ドリフトしていた。

驚いた。
びっくりした。


でも、まだコントロールできる範疇だ。
コーナーを出たあたりで滑ったからだ。

このドリフトは範疇内。
それなら、大歓迎だ。

タイムを見ると
28・32。
ついに28秒台前半へ。

でも、まだまだいけるはず。

そして、13発目に28秒20がでた。
おおっ。
ついに、ついに、昨日までの自己記録を1秒以上上回った。


それ以降は28秒後半に終わった。
原因はわかっていた。
ギアチェンジがスムーズにいくようになったことで、以前よりも早めに減速を終えられるようになったからだ。
そうなると、コーナーまで距離ができる。
その間に耐えられず、アクセルを踏みすぎてしまい、コーナー真ん中時でアクセル爆発ができてないからだ。

ギアチェンジを早く終える分には問題ない。今のタイミングがいいのだと思う。
そこからである。
まずはアクセルの踏みを抑えて、むしろ体勢を整えることに集中する。ギアチェンジの動きも体勢を整える動きにつながらせるようにする。
コーナー爆発。
すべてはその瞬間のために。
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by postmanda | 2009-05-26 20:45


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