坂道

坂道発進に苦手意識を持つようになったのは、2週間前、

大泉教習所でアルトワークスに乗って坂道発進をした時だ。

その時、はじめて坂道発進で車が後ろに下がってしまった。

ものすごい速さで。

たて続けに失敗した。

途中で修正して出来るようにはなったけど、失敗する不安が残ったままこの日の練習は終わった。

その時の失敗の原因は、半クラッチにつながってからサイドブレーキを下ろすことを意識しなかったからだ。

練習が終わってから、それがわかった。

半クラッチにつないでからサイドブレーキを下ろす。

新たな坂道発進は、路上でいきなり試すことになった。

それが先週の金曜日。

インプレッサで府中まで向かったときだ。

案の定、いきなりエンストした。

最後らへんでは、半クラッチの感触がわかったので出来るようになったけど、「なんとか」出来るようになった。
そのレベルだった。

そして、昨日、町田まで車で行った。

町田までは、片道2時間の長い道のり。
坂は多い。

その途中、僕は坂道発進を3回連続で失敗した。

先生の指示で、
この日は半クラになった瞬間にサイドブレーキを下ろすことを意識した。いつもちょっと遅かったのだ。

でも、サイドブレーキを下ろすタイミングをちょっと早めただけで、途端に坂道発進が出来なくなってしまった。


坂道発進も通常の発進も同じだというのに。

クラッチをゆっくり繋ぎ、アクセルを軽く踏む。それにサイドブレーキを下ろすが加わるだけなのだ。それなのに、サイドブレーキを下ろしたとたんにクラッチをぱっとはなし、アクセルを強く踏もうとする。
何もわかってなく、勢いで誤魔化そうとしていただけなのだ。
雑さが出てしまっていたのだ。

だから、失敗に終わる。


3回連続で失敗してからは、坂道だけじゃなく、通常の発進でもサイドブレーキをあげてから下ろすようにした。常に坂道発進の練習だ。

行きは、下りが多い。

帰りは、上りが多いということだ。

行きのうちに苦手意識を克服しなければ。

サイドブレーキもクラッチも丁寧に下ろし、アクセルを丁寧に踏む。
練習を積み重ねていくうちに、だんだんと体が反応してくる。
気がつけば、坂道発進でも、通常の道同様に丁寧な発進が出来るようになっていた。

すっと車が進むのだ。

坂道発進は通常の発進と同じだということが、体で理解できた。

坂道発進が出来るようになると、他の事もとたんに楽に感じ始めた。

通常の発進もスムーズに。クラッチは最後までゆっくりとはなせるようになったし、アクセルの踏み加減も出来るようになってきた。

ギアチェンジのタイミングもスムーズ。これは行きの時に先生がタイミングを指示してくれたのが、感覚的に染み込んできたからだ。

路上での坂道発進は怖い。

後ろに下がって、車と衝突したら・・・・

アルトワークスの件があるから、余計にその恐怖が強かった。

でも、その恐怖を克服したとき、運転が一段階レベルアップした。

体が思うように動くと、自動車もそれに応えて動いてくれる。

車に「乗っている」から車を「操る」になってきた。

車を運転する楽しさ、出来なかったことが出来るようになった喜びを味わって、僕は家に帰ってきた。
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by postmanda | 2008-10-01 02:06


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