将棋熱

先生が劇団を解散したその日、僕はDSの将棋で初めてCPUに勝った。
それまで、2ヶ月間負け続けていた相手に、CPUの中で最弱なのに1勝もできなかった相手に。

充実感はあまりなかったし、強くなったという実感もなかった。
攻め崩して勝ったというよりも、相手が自滅して勝ちを拾ったようなものだった。
その2日後、またCPUに勝った。同じようにCPUが自滅して僕はほとんど何もしていない。

そして、今日は押して押して押して最後で一瞬のすきをつかれて負けた。でも、ゲームを支配していたのは僕だった。

1か月前、たっちゅーのよく使っている防御の陣形を真似て使い始めた。その陣形の名前は「やぐら」。僕はやぐらをベースにした戦いをし、先週末あたりから、攻撃の幅を広げ始めた。守りを固めているだけでは勝てないと思い始めたからだ。新たな攻めは、どう見ても使いこなせてなく、攻撃になっていない。ただ無駄にコマを動かしているだけだ。

でも、やぐらという将棋の基礎を知ったことで、今ただ打っているだけだった将棋から考えて打つ、考えて戦略の幅を広げていく将棋になろうとしている。

2週間前、強くなっても歯が立たないCPUと将棋をやるのがちょっといやになりかけていた。
でも今はまた将棋にはまってきている。
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by postmanda | 2008-02-01 03:54


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