産み出す男

仕事を終えて家に帰る。
それからが本当の勝負。
オレは小説を進めたいのだ。
書きたいのだ。

しかし実際はほとんど進んでいない。
小説を書こうとするまでにかなりの時間を消費してしまうこともある。

将棋は電車の中。
ブログも多くを外で携帯から更新することが多くなった。
オレは家では自分をなかなか進められない。

オレは先生から「文字をいじっているだけ」と言われた。
漫画のことはよく知っている。小説もそれなりに知っている。
でも、知識はあっても”生み出す”ことができていない。
編集の仕事をしていても、文章をいじくっているだけだ。
たしかに、記事で人を感動させようという気概が無い。
それどころか、自分の創作でも人を感動させようという気概もない。

生み出す喜びを味わいたい。
その欲望は、先生の口から生まれた。

先生はこう言った。
「心理学を十分に知っていてもカウンセリングなどに使えなければいじってるだけ。俺はピアノやボイトレも教えられる。飲み屋のねーちゃんを楽しませることもできる。それだけじゃない、スニーカーを与えて、人を活動的にもさせる技術も産み出した。これらは全部心理学を使ってるんだ」

相手の悩みを受けるためだけに使うだけどころか、心理学が無数の感動を産み出している。

ペンだって同じだ。文字を並べるだけのものじゃない。ペンを使うことでさまざまな人を喜ばせる、感動させることができる。

マスターベーションでいいのなら、文字をいじるだけでいい。

でも、それだけじゃ満足できない。いやなのだ、生み出す喜びを味わいたいのだ。

そして、自分の能力を使い極めていけば、必殺の技となる。
それってかっこよくないか。
先生が"心理学”なら、オレは“ペン”の道を極めたいのだ。

今月、先生から帽子をいただいた。
その帽子は、ウエスタンハットで、ガンマンの世界に浸れるほどかっこいいもの。それを身につけることで自分を変えていく原動力になれる。
先生は、帽子を与えてくれた意味を教えてくれた。
さらに先生は続けてこう言った。
「その帽子をかぶれば外を歩くのが楽しくなる。それだけじゃない。文章を書くときにかぶれば良い文章を書けるようになるかもしれない。その帽子でたくさん試してみればいい」


ペンを使いこなしたい。ものを産み出したい。
今日は、先生の話からその意識を持とうと思えたこと、そしてそのためのヒントも得られたと思った。
創作活動を家で進められない。
だったら、いろいろと試せば良い。
オレには先生から喜びを産み出す帽子をプレゼントされた。
このウエスタンの帽子をかぶることで俺は小説家になれるかもしれない。
いや、小説家に、人を喜ばせる、そして感動させる作品を産み出す男になるのだ。
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by postmanda | 2007-12-24 01:19


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