被害者意識

先生から写真の失敗の件について、なぜ失敗が起きたのか、その理由について聞かれた。
「フリーのカメラマンへの自分の説明が足りなかったことが原因です」
と答える。
それは違うと言われた。編集部の専属のカメラマンから言われたことをそのまま言ってるだけだろう、自分でこの失敗を振り返ったのかと。

返す言葉がなかった。
編集部のカメラマンから写真失敗の説明を受けて、それで失敗を振り返った気になっていた。
そのカメラマンの説明が正しいのか、見極めることもせず。そして、最も問題なのは、オレ自身がこの失敗の件について考えてないことだ。
なぜ、失敗は起きたのか。
どうしたら失敗を防げるのか。
そんなことをみじんも考えずに、編集部のカメラマンからの説明を受けてそれでおしまい。
失敗を振り返ってるなぁって気にだけなってる。

「それじゃ同じミスを繰り返すだけだって」
と先生は言った。

今回の一番の原因は、へたくそなカメラマンを写真部が寄越したこと、そしてそのカメラマンの腕をお前が見極めなかったことだろう。
そう先生は説明する。

本物のカメラマンならこちらの説明が少なかったら質問をしてくるもの。良い写真を撮るために提案もしてくるもの。
それが今回まったくなかった。なのにオレはそのことに違和感を覚えなかった。
冷静に見つめれば、このおかしさに気付けるもの。
でも、オレはそこを見つめようとしない。
本当はこう思っていたのに。

へたくそな写真を撮りやがってこのへっぽこカメラマンが!

でも、そんな自分の汚い考えを明らかにしたくなかったから、心の奥底に隠そうとする。そして、今回の失敗はオレが悪かったんです。きちんと写真の意図を伝えようとしなかったオレが悪かったんです。そんな他人から指摘された理由をそのまま失敗の原因にしてしまって、嘆いてこの件を済ませようとしてしまう。

ひどい写真を撮ったカメラマン、そんなカメラマンを寄越した写真部に問題があります。そんなことに触れずに、きちんと説明をしなかったオレが悪いんですと、被害者ぶって同情をひこうとする。これ以上の失敗の責任追及から逃れようとしている。今後失敗が起きないようにする自身の責任から逃れて。

それは、卑怯者がやる行為だ。

自分の頭で、失敗を振り返らなければ同じことを繰り返す。
事実から目をそむけて、腹にストレスをためこみながら被害者ぶるのはもう止めて、自分で原因を見極め、同じことを繰り返さないように行動しなければ駄目なんだ。

次写真部に依頼するときは、
前回の件を説明して、
自分で動けるカメラマンを用意してもらう。
そして担当になったカメラマンの腕を会ってから見極めなければ。
カメラマンがどの程度のプロ意識を持っているのか、そのレベルを把握した上でコンセプトの説明をする。そのためには、事前にこちらでどんなページにしたいのか、考えをしっかりと固めておかなければならない。
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by postmanda | 2007-08-26 12:57


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