原動力はあれだ!(8月18日土曜日)

この週の土日は劇団活動がない。久々に休日にフリーになれる。
オレはメイドキャバクラへ行く決意を固めた。
先週行ったメイドキャバクラが消化不良だったせいもある。疲れ切っていることもある。でも何よりも大きかったのは、自分とは何かを感じたかったからだ。
編集部でも劇団でも何が本当の自分なのか、ここ最近分からなくなってきていた。

先週、オタクの友達と久々に会ったことも大きいのかもしれない。その友達と接しているときの自分はとても毒づいていた。そいつとの会話は結構盛り上がった。普段自分が抑えている自分を出したことで。でも、毒を出せる場所などかぎられているし、それがはたして自分らしさなのかも疑問だ。
むしろ、まったく逆でとても自虐的な気持ちこそ、自分そのものではないかという思いもあった。
その方が肩の力が抜けて楽そうだし。

日曜日、オレは先生に会った。
「自分の失敗を、欠点を受け入れられれば、笑い話にできる。受け入れられない人間は、そこを突かれるとすぐに向きになってしまう。人間の病的な部分を突くのがお笑いなのにムキになってたらお笑いは成り立たないだろう」
いろいろと多岐にわたって話をしたかれども、この日、一番印象に残った先生の言葉がそれだった。
帰り際に「メイドキャバクラで愚痴話はありですか?」と尋ねた。
「愚痴話は、ママがいるスナックの方だな。メイドキャバクラは、女の子を楽しませる場だろうな」

なるほど。その言葉を聞いて、軌道は修正へと向かった。
いかに楽しめるか。
試したいことがあった。
ごっつええ感じのコント時のまっちゃんのノリで一度話してみたかったのだ。

その日選んだのは新宿の店。
 大都会だけあって、店もニーズが分かっていて、オタクな娘がそろっていた。来る子来る子がオタク話に対応できる。ごく自然な流れで漫画やアニメの話ができた。
 無理に話そうという気持ちになることもこの日はほとんどなかった。
 3人目の娘あたりになると、相手の娘の言葉に対応した話題を選択できるようになってきた。
 話題も漫画やアニメだけでなく、店のことを聞いたりと幅が広がってきた。ごっつええ感じのノリもそこそこ良い話のリズムに結びついているのかもしれない。
 そして、4人目の娘になると、相手の娘の聞いてくるパターンも分かってきて、自分の話もパターン化できるようになってきた。話し方もだいぶ力みがとれてきた。
その娘は劇団という言葉にとても反応してきたので、劇団の話をすることにした。
これまで、劇団の話を僕は極力避けてきた。というのも、最近清瀬での活動は、劇団活動というよりも、ボイトレ中心であったし、これまでの劇団活動もとても胸を晴れる結果を残せていないからだ。
 つまりは劇団活動の話では、いばれない。
 でも、この日オレは違う考えを持った。
 劇団活動について思っていることをそのまま話した。カッコつけるのをやめて、むしろ失敗談を中心に話した。
 失敗を完全には受け入れてないけれども、ありのままでいたい。だから、少しだけ笑い話にできた。
 その娘は、舞台を見るのが好きらしい。だから話のほとんどが劇団活動についてになった。
 それで分かったことがある。
 漫画やアニメの話をしているよりも劇団活動の話をしている方が断然面白い。
 話の中に出てくる人物の主体は、オレだからだ。
 当然だ。オレが目指しているのは見る側じゃない。作り手側なんだ。漫画やアニメの話はむしろ、刺身のツマのようなもの。
 自分自身が何なのか。それは分からないが、今進めたいことが少し見えてきた。
 人間を動かす原動力は、女につきるぜ!
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by postmanda | 2007-08-20 02:18


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