オレの夏休み・終

意識してやらなければ、身に付かない。意識してコツを掴み何度も練習を繰り返す。そうすることで、意識しなくても自然とやれるようになる。ただがむしゃらにやってるだけじゃ駄目だ。

日曜日、清瀬で先生から言われた言葉だった。
その言葉を受け止めて、オレはボイトレに臨む。

何を意識する?
何に気をつける?

オタク仲間とカラオケに行ったときに少しだけ分かってきたことがある。腹を使っての歌い方と喉の振るわせ方。

この2つを定着させたい。

今日まで物まねをしてきた。
喉をもっとやわらかく使って歌いたい。

歌に表情は大切だ。
表情によって、音程をとりたい。

それらを意識してやっていたら、先生からは以前のレベルとは全然違うなと言われた。
そんなに成長している実感はなかったけど、うれしかった。
さらに、ボイトレは続く。
口が全然動いていないことを先生に指摘された。音程をとるために口の動作を極力抑えるようにしていたのだ。
口を大きく開けたら・・・
案の定音程が全然取れなくなった。
動作には理由がある。それを守らなくなったら今まで守っていたものは破綻する。しかし守ることを止めなければずっと同じままだ。
オレは口を大きく動かして歌う。
どうすれば音程をとれるのかさっぱりわからない。
夜の中の森に放り込まれた気分になった。
ずっと進展がない状況が続く。
そんな中、口を動かすとメチャクチャクになる原因にふと気付けた。息を吸うときに、口を閉じてしまうのだ。この余計な動作によって、歌いだしがめちゃくちゃになってしまうのだ。
無理して、難しいフォームでピッチャーが投げる球を待ち構えているようなものだった。
コツが見えてきたことで、口を大きく開けて歌う感覚がだんだんと分かってきた。コツが分かれば、成長は一気に向かうもの。

自分で進んで計画を立てようとしなかった夏休み。取り組みに対して受身の中、スタートしたこの1週間。オレは知らず知らずのうちに起承転結へと辿り付ける道を歩んでいた。
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by postmanda | 2007-08-20 02:15


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