オレの夏休み5


オタク仲間と飲み終えて解散となった。時間は8時30分。このまま家に帰ったとしても何もやらずに寝てしまうだけだろう。そして明日は朝早く起きて清瀬に。
ここで1つの選択肢が浮かび上がる。
今週いく機会を作れなかったメイドキャバクラへ。そこから清瀬に合流すればいい。
一度思い浮かべた甘い誘惑を断ち切る強い意志などオレにはない。そもそも、断ち切る理由が見当たらない。
オレはそのまま、○○○○○のメイドキャバクラへ行くことにした。
しかしその日、オレは店の雰囲気に異変を感じた。
メイド服ではなくてセーラー服の格好をしていたからなおさらだったのかもしれない。服装に関しては、セーラー服イベントの日だったから仕方ないのだが。
相手をする女の子がギャルばかりなのだ。
店に入るとき、オタクっぽいおねえちゃんをと頼んだのに、来る子来る子がみんなギャルだ。
だからオレは、何度か店で顔を合わせたことがあるおねえちゃんが隣に着いたとき、聞いてみた。
「なんか店の雰囲気少し変わってない?」
その質問に対して、おねえちゃんは衝撃的な言葉を発した。
「店長がオタクの娘を全員やめさせちゃったんですよ」

メイドの格好が好きなオタクの娘たちが切られ、メイドに興味のないギャルたちが残る。

そんなんメイドキャバクラじゃないやい!

もう二度とこの店に来ることはあるまい。
店を出たオレは、そんなことを思いながら清瀬へと向かった。
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by postmanda | 2007-08-20 02:14


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