ライフ

ようやく手に入れることができた「ライフ」。
3巻まで一気に読んだけれども、想像していた以上に面白かった。
ぞくぞくした。
興奮した。

強くなりたい。
前に進みたい。

作中で時折、出てくる心情だが、ありがちなテーマである。
なのに、この漫画は面白い。

なぜだろう?

1つうらやましいと思ったことは、この作品からは強烈なパワーを感じたことだ。

わたしはこれを描きたいんだー!ていう作者の思いが、読んでいて伝わってくるのだ。

僕はこの漫画を読んで、先日仕事で取材した某作家の言葉を思い出した。
取材を終えた僕は、その作家にこんな質問をした。
「面白い小説を書く秘訣は何ですか?」
小説がドラマ化するほど、売れているその作家はこう言った。
「自分が書きたいことを書く。僕の場合はそれですよ」
その言葉が出たとき、僕はがっかりしたものだ。
ありがちな言葉だなぁって。

でも、ライフを読んだ僕は今、その作家の言っていることにとても共感したい気分だ。
書きたいものを書く。面白い小説を書く必要不可欠なことはそこなんだ。
でも、こうも思う。

僕の書きたいものってなんだ?


主人公が成長する物語。

そこまでは言葉ですぐに出る。
でも、それだけじゃ曖昧だ。抽象的すぎる。

成長するためにどうするの?
そもそもどうして、成長しなければならないの?

そんな自問をすると、すぐに言葉が止まってしまう。



僕が書きたいものはなんだ?

その答えは、僕の中にあるはずなのだ。

でも自分自身を省みないから気付かないのだ。
感じ取れないのだ。

先生は前に、良い作品を書くのに必要なものは、「怒り」だと言ったことがある。

社会への怒り、親への怒り、自分自身への怒り・・・・・・・

僕は何に怒っている?
その怒りに向き合わなければ面白い作品を生み出す強烈なエネルギーは湧いてこない。

もっと日記を書かねば。そして、自分自身の気持ちに向き合った内容を書かねば。
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by postmanda | 2007-07-31 03:34


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